冷えは万病のもと

~ 体を冷やさない、ひと工夫 ~

■■■ 冷えは様々な症状を引き起こす
冷えの原因は様々にありますが、疾病としては膠原病、甲状腺機能低下症、貧血、低血圧などがあります。しかし、冷えそのものは我々の日常生活でコントロールできるんですよ。そのままにしておくと、冷えは腰痛、腹痛、閔妃などの身体症状だけでなく、不眠ややる気がしない等の精神症状も引き起こしてしまいますので、気がついたらすぐ行動しましょう(表1)

■■■ 昔より冷えやすくなっている
  現在では食の多様化が進み、冬でも夏も食物が食べられるようになりました。しかし、夏の食材は身体をとても冷やしてしまうのです。(表2)このため、意識して身体を冷やす食材は控え、身体を温めてくれる食材を中心に摂取しましょう。

■■■ 寒冷地域で取れる食材は身体を温め、温暖な場所で取れる食材は身体を冷やす(表2「身体を冷やす食材」を参照」

  一般的に、寒冷地域で取れる食材は身体を温め、温暖な場所で取れう食材は身体を冷やすものが多いといわれています。体を冷やす食材も過熱すれば冷やす効果が緩和されますので一度火を通しましょう。

 表2の中の赤い字の食材は漢方にも使われている食材です。ショウガ、山椒、シソ、ナツメ、シナモンです。

■■■ 加齢も冷えの一因
  漢方医学では、30歳前後を境にして、身体の新陳代謝が活発に行われている「陽」から、新陳代謝が低下して寒さに弱くなる「陰」の状態に向かうと考えます。日常生活を工夫して、冷えから体を守りましょう。

■■■ お風呂に入りましょう
~生活リズムやシャワーだけだと身体が冷えてしまう~

朝食を抜く、夜更かしをするなどの生活リズムの乱れや運動不足も冷えを助長します。シャワーの普及によって、湯船で暖まらない生活も広がっています。(表3)

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