話し合いの本当の目的

もうこんな時間か。

どうやら会議が長引いているようです。

ここ数日間、意見のぶつかり合いが続いています。

話し合いには、実は二つのポイントがあります。
それは『議題の解決』と『方向性の共感』です。

人間同士、意見がぶつかり合うことはよくあります。

「議題の解決」のために、最初は冷静に話せていました。
しかし話題が核心に触れ、自己を否定されたり、
自分自身の価値観と大きく乖離した時など冷静ではいられなくなり、
つい熱くなってしまうものです。

熱はやがて戦いという思考を生み、
戦いの心理は相手に勝つという方向へ意識が向き、
やがて「相手を言い負かしてしまおう」という無意識に支配されてしまいます。

こうなってしまう前にどこかで、
あるいは会議が始まる前に
「方向性の共感」という薬をチームに投与しましょう。

これは、利己的ではなく利他的方向に向かうための薬で
「皆にとって、どうなることが最善か」という名のカプセルに入った薬です。

このように利他的、愛他的な方向というポイントに進むのであれば、
自分の意見など気持ちよく取り下げるくらい、
皆のために生きてほしいものです。

さて・・・と。
そろそろ薬の時間かな。

             2019年10月2日 ユニリハ研究室 ソファでの手記

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