■■■ セミナーの講義概要 ■■■
車椅子の採寸や車椅子適合、選定のための身体採寸方法がわかっていれば、業者ではなくセラピストの目線から車椅子を選定できます。その瞬間、タイヤの付いたただの椅子は、治療技術や治療器具となるでしょう。
外科医が自分のメスを業者に作らせ発注するように、車椅子もセラピストが自分で採寸し選定できれば、車椅子という治療器具を通じて、在宅でもリハビリの治療効果が持続することになります。
工学技術を身につけて、臨床に生かしていこう!!という勉強会です。
■■■ そうは言ってもなぁ ■■■
「そうは言っても・・・難しいだろう」
「そのときは習得できても、すぐに忘れてしまいそう」
「臨床で忙しくてそこまでは…」
と考える方もいるでしょう。
でも、ポイントを絞れば、とても簡単で短時間に出来てしまいます。
しかも、セミナーでの技術、知識が消えないように、プロでも使う車椅子身体採寸ツールセットをプレゼントます

付属の設計採寸セットです
■■■ プログラム ■■■
● 車椅子の構造やメカニズムを徹底的にお見せします。動画やイラスト、DVDを用いて、わかりやすく注釈を講師が説明しながら行います。
● 車椅子の測り方。車椅子に座るための身体寸法の測り方。
● 処方箋の書き方。図面の書き方。
● 車椅子の適合。車椅子の選定。(症例を交えて実践的にやりましょう)
● 質疑応答(できるようになるまでやってみましょう)
■■■ 講義のポイント ■■■
■車椅子を治療器具に変える
「車椅子の寸法を測ったり、選定は業者さんがするもの。」「車椅子は業者さんに任せておけば大丈夫。」「シーティングは業者さんのほうが知ってるから」・・・確かに一理あるかもしれません。しかし、セラピストがこの業務を行うことで、リハビリテーション医学が車椅子を治療的視点から処方することになります。この瞬間、車椅子という単なる工学技術からセラピストが処方する治療器具となります。
■車椅子や身体採寸ができるから、オーダーメイドの車椅子がわかる。オーダーメイドのイメージがあるからシーティングは自然に習得できる。
採寸ができ、オーダーメイドの知識があれば、街を往く、廊下を往く車椅子姿勢を見ただけで適合が正しいかどうかがわかります。それは、製図知識という全世界的エビデンスに裏付けられたものです。製図という世界的共通言語からもたらされた技術であり評価となります。このため、車椅子選定は、より安易で簡単な業務になっていきます。さらに、シーティング技術、概念も自然に身体に身に付くようになっていくでしょう。
医学を学んだセラピストが、本当にゼロからシーティング技術を学ばなくてはいけないのでしょうか。座る技術を徹底的に教え込まれた我々は、工学というきっかけを知るだけで、車椅子やシーティングをはじめ、たくさんの存在を治療手段に変えることができるはずです。
■車椅子の採寸、そのための身体採寸はとても簡単です。そのデータを図面に起こすことも、ポイントを絞れば誰にでもできる事なんです。
たとえば、「横方向の採寸はパイプの内内(パイプ間の内側同士の寸法を測る)」「縦方向は上上(地面からパイプの上までの寸法を測る)」という採寸のルールがあります。こういったルールやポイントを絞って説明しますので、誰でも簡単に採寸ができます。
■セミナーの技術は決して忘れない。プロも使うツールが、これからもずっとあなたの傍にいるから。
採寸、製図、選定の技術方法は、セミナーで誰にでも簡単に学べます。しかし、そのままにしておけば、いつか風化して忘れることもあるかもしれません。
そのような問題を解消するため、また明日からその技術をすぐに生かしていただくために、車椅子の採寸に必要なプロも使う最低限のツールをセットにしてプレゼントします。
■講師は、長年車椅子メーカーで修業し工学系資格を有した作業療法士です。工学技術とリハビリテーション医学の目線から採寸、適合、選定を実際にできるようになるまで、丁寧にお教えします。
■セミナーでの知識や技術、採寸に用いるパートナーというツールが、いつまでもあなたの臨床のお手伝いをします。工学を味方につけて、リハビリの臨床経験を車椅子処方の治療手段に変えていきましょう。

意外とかんたんだね!
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