ものづくり シーティングセミナー Manufacturing seating

◆◆◆ 従来型シーティングとユニリハ的シーティングの違い ◆◆◆

■■■ ユニリハ シーティング技術2 「ものづくり シーティング Manufacturing seating」 ■■■

当協会の Seating(シーティング)や fitting(フィッティング)の器材の設計、開発の技術を皆さんにプレゼントするセミナーです。

臨床シーティングでは、施設、病院にある物品のみで座位保持を行うことを目的としますが、ものづくりシーティングは、徹底的にクッションを作り上げるための技術志向のセミナーです。

 

■■■ 原理編と工房実技編に分かれています。■■■

本セミナーは、世界に現存する様々なシーティング理論をひとつにまとめ、その技術をどのように臨床で生かしていくかを考え、作製したクッションを臨床で使っていく事が目的のセミナーです。安価でカーシート生地を用いるようなプロ仕様のシートクッションを作製します。

なぜ安いのにプロ仕様なのか。それは、講師が某車椅子メーカーで培った十数年のキャリアと、ウレタンメーカーと直接契約し、原価でセミナー参加者にトレードするシステムを作り上げたからです。

このため、原理編でシートクッションの作り方を学習し、『シーティング工房』と称する工房実技編でどんどん作っていく。そして持って帰って使ってみる。しかも道具、部材、クッションは全て貸し出しています。

 

 

■■■ ものづくりシーティングセミナー原理編

Manufacturing seating ■■■

■姿勢は筋緊張の制御と位置づける

  • 姿勢は、臥位、座位、立位という3つから構成され運動の始まりをなします。
  • 当然臥位から立位にかけて、収縮する筋活動は多くなり、並行して筋緊張の高まりとコントロールが必要になります。
  • このため座位が不良でどうしてもバランス不良になる症例は、座位ではなく臥位から介入する事の研究を開始しました。
  • つまり、座るための臥位研究を開始したのです。

■姿勢は、ニュートン力学、筋収縮様式、アライメント(第3の坐骨)の3つで構成される

  • ニュートン力学は第3の法則、作用―反作用の法則を使います。あらゆる物体は重さや力を加えると、同じ力で押し返してきます。この押し返す力をどのように支持性に変換するかを考察します。
  • 筋収縮の様式は、伸筋である抗重力筋を用いた座位を作ります。抗重力筋がうまく収縮するためには、ニュートン力学の性質を理解していなくてはいけません。
  • ニュートン力学+筋収縮様式を姿勢に変換させるために、アライメントを操作します。このために、第3の坐骨に支持部を置き、体幹、頸部、頭部のアライメントを修正します。

■回復段階やADL(日常生活動作)の中にシートクッションを適宜合わせていく。

  • 姿勢は画像ではなく、動画です。
  • 業者は車いすやクッションを作りますが、それは、その時、その瞬間に出会った患者や利用者の姿です。
  • その人は常に施設、病院で生活をしているはずです。それが、業者では見えないということです。だから、画像としてとらえ、その時のコンディションの患者、利用者の状態で造るしかないのです。
  • 画像的作り方であると当然失敗や合わないという問題や課題が出てきます。

これを予防し、対策として動き出したのが当協会のシーティング研究会であり、具現化するための「ものづくりシーティングセミナー」です。

  • 急性期、回復期、維持期で座り方は全然違う。
  • 障害や身体状況の回復段階に合わせる
  • 次にADLに合わせる。
  • 目的1:シーティングやフィッティングの技術を使って、障害がありながらもQOLを高めた生活を送る橋渡しをすることも役割のひとつ
  • 目的2:車椅子を卒業して、これまで使ってきたインテリアに座る。
  • 目的3:インテリアのテーブルやいすを使えるようにする橋渡しがシーティングやフィッティング技術の役割のひとつ

■■■ ものづくりシーティングセミナー工房実技編

Manufacturing seating ■■■

理論編で得た知識をそのまま形にしていきます。

  • 数百円のウレタンや低反撥クッションを用いる → 業者は利益をかなり乗せる。だから、数万円の販売価格になってしまう。高くて手が出ないという状況になっている。
  • セミナーで用いるウレタンクッション寸法は400×400×20mmが基本 → 手軽に買えるものはスポンジのような材質で座る事に適していない。
  • 業者が仕入れるウレタンと同じものを利用する → 当協会がウレタンの問屋、メーカーとの契約をしているからできる技術
  • 業者と同じスキルで作製する → 講師が某車椅子メーカー、座位保持装置製造メーカー出身者だからできる技術
  • 者と同じスキルで、リハビリテーション医学とも融合させる → 講師が作業療法士であるからできる技術
  • クッションに使う生地は実際の車のシートや厚生省基準座位保持装置に使うものと同じメッシュ生地を利用 → これも直接仕入れています。

ゆえに、車椅子メーカー、座位保持メーカーと同じ状態のシートクッションを現場で安価に提供する事ができる。という結果になります。

座面と背面のセット。本格的です。

 

使う道具はセラピストメス2本のみ。まさに職人の世界!

  • 画像上:セラピストメス直型
  • 画像下:セラピストメス変形型

「売り物みた―い!」・・・という声がセミナー会場で飛び交っています。

こんな大きなソファータイプも作れてしまう。まさに「手に職」のレベル!!

 

カバーを外すと、まさに医療技術が詰まった椅子であることが分かります。

車椅子に置けば、簡単に座位保持装置

  • シートクッションのレベルが高いので、そこから下の椅子の部分は「なんでもいい」という状況になります。
  • あなたの職場の車椅子が、数十万円の座位保持装置に生まれ変わります。
  • そこまで追求したのが「モノづくりシーティング」です。

自分の事務椅子用のクッションだって簡単に造れる。もう業者さんは要りません。

美しいフォルム・・・。つくればいいというものではありません。クオリティが相まって本当の「ものづくり」です。

 

洗練された、評価用紙で姿勢を評価。それがシーティング、フィッティング医療技術です

 

メッシュ生地、抗菌仕様の美しいシート生地。どのカラーにしましょう。

 

セミナー会場の様子

 

 

■■■ 座位ではなく、臥位からシーティング、フィッティング

を研究した勉強会です ■■■

通常のシーティングやフィッティングは、当然座位から派生しています。しかし、当協会のシーティングは「筋緊張」に主眼を置いた知見や研究結果です。

このため、座位ではなく、最も筋収縮や筋緊張の少ない臥位から座位を考えます。

 

 

■■■ 座位ではなく、臥位からシーティング、

臥位ポジショニングもプロフェッショナルの技術を持っています。 ■■■

臨床での座位訓練やシーティングなど姿勢制御場面では、筋緊張を制御し運動の準備段階を経て行いますが、動作時や疲労、疼痛など様々な要因で再び亢進するという現実があります、そこで、最も筋収縮に影響の少ない臥位姿勢へのアプローチに着目し、低反発マットレスを積層しポジショニングを行ったところ、容易に筋緊張の制御ができることを発見しました。(本研究名称:Rehabilitation&Engineering Design(RED)。アプローチ名:ポジショングR.E.D.)

 

このポジショングR.E.D.による筋緊張制御は、低反撥マットレスの沈み込み特性を最大限に活用し、床反力を最小にした微小重力環境です。重力が限りなく小さくなる状況は、筋はもとより、関連して機能する呼吸機能、心機能へ影響を与える結果が多数出ており、これまでに臨床で見られなかった新しい発見が続いています。
そのひとつに、ポジショングR.E.D.からシーティングアプローチにつなげていく方法論を行ったところ、長期療養生活者は、全身に関節拘縮の進行した身体が緩み、関節可動域制限が改善し、広がった関節範囲で上肢機能訓練、筋力増強訓練、立位獲得、歩行、ADL等、水面に広がる波紋のように繋がっていきました。
我々はこのような臥位から姿勢筋緊張が関連しあって起こる現象を確実な結果にするために、まずはシーティング研究に着目し、ポジショングR.E.D.からシーティングにつなげるアプローチ方法を【シーティングR.E.D.】としました。

 

シーティングとは座るためのアプローチですが、シーティングR.E.D.は座る事から向き合うのではなく、姿勢制御の前提となる筋緊張という切り口から姿勢と向き合いました。
『座位からの介入では筋緊張の制御が難しく座る事が学習しにくい。ならば、筋緊張のもっとも少ない臥位から評価していくべきでは』というコンセプトから、訓練室で行うポジショニング(臥位姿勢)から丁寧に姿勢へ介入しました。
座る、立つ動作に必要な筋力や張力ではなく、その背景にある筋緊張に焦点を絞り寝た姿勢からシーティングを突き詰めていく。この結果、チルトリクライニング適応者が手押し型の処方に変更になったり、普通型の処方に変更になり自操を獲得する症例群が現れました(下記、学会発表原稿参照)。

 

■■■   原理編から続く実技編   ■■■

原理編でクッションの出来上がりがイメージできたら、工房実技編では、クッションを実際に作っていきましょう。

 

■■■   おさらい。。。原理編を振り返る   ■■■

世界に現存する様々なシーティング理論をひとつにまとめ、その技術をどのようにしたら臨床で生かしていけるのかを深く掘り下げた内容となっています。
このため、原理編だけでも十分臨床で応用できるように方法論を提案していますが、原理を生かしてこその技術であるため工房実技編へと続く内容も多く包含しております。

 

■■■   工房へようこそ   ■■■

 『シーティング工房』と称する工房実技編では、原理編で学んだ事実を臨床で生かしていくために、実際にクッションを作製します。時間内であればいくつ作っても自由ですし、道具、部材、クッションは全て貸し出しています。

 

jitugi1背クッション完成

 

シーティングで学んだ原理を生かして、クッションをたくさん作りましょう!!

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完成したクッションを・・・

 

 

車椅子のフレームに装着すれば、

自分だけののカスタマイズ車椅子の完成です。

 

 

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※※※   ご注意   ※※※

実技実演編、工房編へのお申し込みは各セミナーの理論編の受講が必要となります。

予めご了承ください