車椅子を卒業する!これまでにはない。はじめてのシーティングですね!!

(以下は、セミナー会場で聞かれた純粋な感想をそのままにご紹介しています。)

老健施設で働くCさん36歳の感想です。

いままで、たくさんのシーティングの勉強会に参加してきました。でも、ここまで工学的でものづくりの観点からシーティングや姿勢保持、フィッティングを考えたシーティング技術はないと思います。だから、すごくわかりやすかったし、明日にでも応用できます。いや、すぐに試したいくらいです。

そして、車椅子は仮の乗り物。本当に必要な座位は、私たちが何気に使っている椅子に座る事。この価値観は本当に新しかったです。「車椅子を卒業する」これから実践していきたいと思います!!

 

【ユニリハより】

ご感想ありがとうございました。

シーティングはひとつではありません。急性期、回復期、維持期、慢性期のすべてのシーンで姿勢は異なります。この異なる分だけシーティングが必要です。そして、急性期から回復期、退院となればもっと坐骨や骨盤に荷重を加えた座位練習が必要になります。そう!私たちが食事をするときの椅子、勉強や仕事をするときの椅子、休息する時のソファ等の椅子。どれをとっても同じ椅子はないはずです。

だからこそ、患者様や利用者様も回復段階やADL段階に合わせたシーティングが必要です。徐重力シーティング(世界、全国にたくさん価値観があります)、抗重力シーティング(これも世界、全国にたくさんあります)このすべてのシーティング概念を利用して行うのが、ユニリハシーティングです。この徐重力、抗重力という考え方から中間位の椅子座位を取り入れていき、座位姿勢が安定したら仮の椅子である車椅子を卒業し、通常の椅子に座ります。このためシーティングとは、車椅子を卒業するための技術やノウハウであり、ヒトはインテリアである椅子に帰るべき存在であると考えます。

ユニリハでは質問をいつでも受け付けています。画像や動画などをお送りいただいてディスカッションもしています。だからCさんも何か分からない事があれば、いつでも相談してくださいね。

 

シーティング研究会一同

 

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