賢いヒトはこうして勉強している。脳の可能性は無限大 !

博士「では、まず、医師免許や司法試験に合格した強者や、東大合格者や心理学者がどんな勉強しているか見てみようよ」

●●● 60歳にして医師免許合格者の学び方・・・水野隆史 氏

1. 医学部受験を始めたのが50歳を過ぎてからのため「五感」を可能な限りフルにつかうことを考えた。「見る」「はなす」「聞く」

2. 参考書の内容を自分なりにかみ砕いてその内容をボイスレコーダーに入れて倍速で聞いて記憶する。暗記よりも長く脳にとどまりやすかった。

3. 仕事をしながら睡眠時間4~5時間のため日中のところどころで15分前後の仮眠をとる「分割睡眠法」を取り入れた。疲れにくく、頭もクリアになった。

4  古典的ながら画期的な勉強法・・・要点をまとめたメモで大事にところは赤ペンを使い、透明な赤いカバーをかけて見えなくするという古典的な仕組みながら、しかし両面で使える新しいタイプの「暗記ノート」を使ってひたすら勉強した。

●●● 65歳で司法試験合格 その学び方を伝授・・・吉村哲夫 氏

1.丸暗記の勉強法ではダメ。むしろ記憶が邪魔をすることがある。

  勉強に大事なことは記憶力よりも総合的な理解力や判断力。人間の理解力、判断力は20代、30代、40代とどんどん高まっていく。経験が理解力や判断力を強化し記憶に結びつける。司法試験では「法的三大論法」にそって、事案に対して具体的な問題は何か、どう解決すべきかを根拠を示して結論を出す。だから、理解力、判断力を強化し目の前にある問題にどこからどんな根拠を引っ張り出せば結論を導けるかの訓練をする。このため、記憶力ばかり高めてしまうと合格できない。

 2.記憶を高める要素はインプットではなくアウトプットで脳に入力される。

  アウトプットを始点においてそのためにどんなアウトプットが必要かを考える。試験とは常にアウトプットしている。このためアウトプットの練習をしなくてはいけない。答案として出したり、声にして出したりするが、どうしても重要な定義や判例がアウトプットできない場合に戻る場所が、以前に自分がアウトプットしたノートに戻る。だから、ノートを綺麗にまとめるとは、分かったことをアウトプットする練習だったり、実際の試験と同じ状況であると考える。

 3.学生たちとの情報共有や議論が大事

  若い学生たちはみんなSNSで講義の情報や課題を共有し、その中で議論していた。インターネットがそのままアウトプットの場になっており、議論をすることが何よりも記憶に残る勉強法だった。同級生と同じ目線になりTwitterやlineをはじめて議論の輪に参加するようになって成績が格段に上がった。

本記事は、以下の書籍から抜粋、引用して作成されています。

・プレジデント 2019年8月16日号 「忘れられない勉強法」

・プレジデント 2019年6月3日号「会話に使える教養」

天才に近づくために。脳の記憶過程を知っておこう!!

●●● では、ヒトの記憶のメカニズムを少しお話しします。下の図を見てください。

①まず何かを見ると、視覚から情報が入り、後頭葉で映像として認識されます。これが前頭葉でケーキと認知されるわけです。

②ただ見ただけの瞬間は、なんとなく三角だな=(イコール)知覚です。前頭葉で処理されて、初めて「あっ、ケーキだ」とケーキだという事が分かります。

③ここまでの情報はすぐに「海馬」という器官に送られ「短期記憶」されます。でもこの短期記憶は数秒から数分、ヒトによっては1時間くらいは覚えていられますが、すぐに記憶から出ていこうとします。「すぐに出てしまうのはもったいないなあ」なんて思う人もいるかもしれませんが、この人の持つ「忘れる」という事ができるからこそ、こころを修正したり、前向きに生きることが出来るとの言えるのです。だって、失恋の痛手をいつまでも記憶していたら嫌でしょ。

④もし、その記憶が忘れたくない記憶であれば、何回も繰り返して長期記憶に入れます。この長期記憶に入ってしまえば、テスト中に検索して答えが書けるというシステムになるのです。この長期記憶に入れる入れ方が、「賢い人」たちは得意で、単なる記憶だけではなくて「見る」「聞く」「話す」「触る」「感じる」等の『五感を通してやっているんだよっと、言っているわけですねえ。』

ユニリハに遊びにおいでよ!! 下記をクリック!!まってるよ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント

お名前 *

ウェブサイトURL