世界中にはたくさんの研究論文があります。
ユニリハの研究は7つの研究部署に分かれていますが、その一つ一つが生まれた根拠は、この世界中の論文というエビデンスから誕生しました。
この誕生はユニリハの研究だけではなく、様々な分野の研究機関、そこで研究する研究者は同じように世界中の論文から自分の分野に即したエビデンスを参照し、研究が生まれているのです。
このため、取り組んでいた研究があったとして、「やった、研究で結果が出た。これは僕だけのオリジナルな原著論文だ」と思うかもしれませんがそうではないのです。
何千何百年前の先人セラピストの先輩たちが行った研究が原著論文として認められ、その応用研究が生まれ、応用研究が継続し、その中からまた新しい原著論文が生まれ、その原著からの応用研究がうまれ。。。。という事を繰り返して現在に至るのです。
今あなたは、その研究結果を「自分が作った原著論文だ」と思ったとしても、その発見は連綿と続いてきた研究という枝から誕生したものなのです。
これを「巨人の肩に乗る」という言葉で表現します。
巨人はまさしく、何千何百年前の先人セラピストの先輩たちが行ってきた研究とその結果です。その肩に乗るという事は、先輩たちが行ってきた研究土台やテーブルを借りて研究するという謙虚な気持ちで臨みましょうという意味なんです。そして、研究をするにあたって生まれてしまった傲慢さやプライドを捨てて素直な気持ちで研究にあたりなさいという戒めでもあるのです。