告白をするときは、勇気がいります。
今、君が感じているように。
そう、どきどきしているよね。
たった一言「好きです」という気持ちを伝えるだけなのに、どうしてこんなに苦しくて、難しくて、大変な事なのか。僕も経験があるから、君の質問はよく分かるよ。
そんな時は、相手の事をたくさん考えるんだ。
例えば良いところや悪いところまでひっくるめて「100」考える。この「100」のうち、実際に逢って言葉にして話せるのは「10」くらい。その中から伝わる事は「1」だけんだ。
だから、「たった一言」という感情を伝えるためには、物凄くたくさんの事を考えなくてはいけない。
話をする、相手に何かを伝えるというコミュニケーションというものは、本当はすごく疲れることなんだ。でも、これを繰り返して無意識にできるようになることが、社会人になるという事でもあるんだよ。
これから、君はたくさんの人に逢う。そんなとき、今の彼女へ抱いた気持ちと同じように、たくさんの事を考えてあげてください。
そうすれば、「きっとうまくいく」大丈夫だよ。
それからもうひとつ。告白をするとき緊張して言葉が出てこなかったら、こころの中でこう叫ぶんだ。
Keep the faith ! (運命を信じて!)
僕からきみにあげる御守りだ。
あっ。ほら・・・、彼女が来たようだよ。
2015年7月 記録より転記