新たなリハビリテーション医療アプローチを研究知見を紹介します。
あらゆる障害(ICFの図の全て)を対象とし、相対的に治療を行う医療です。
この世界にある様々な分野に絶対性と相対性という言葉が使われています。
例えば学校教育場面での成績のつけ方、会社内の人事評価、重力測定では南北各半球と赤道付近での重力が違うため、相対性重力測定法、絶対性重力測定法など分けて測定する技法が存在し、様々な場面で絶対性と相対性という言葉が使われています。
テーマを重力とするならば、地球上の重力環境下で行うリハビリは、重力に抗するために筋出力を行ったり、バランスを取ったりを考える「絶対性重力」です。
この反対に、相対性医療では、地球上で、重力に対して身体質量が拮抗した状態を作ったら身体はどのような反応を示すのかを研究するのが「相対性重力」です。
例えば、全身拘縮を呈したポジショニングの場合、絶対性のリハビリの考え方では身体を支持し除圧免荷しますが、
相対性医療の場合、全身を包み込み、作用反作用の法則の反作用を極限まで小さくしていくことを考えます。
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日本ユニバーサル リハビリテーション協会
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