ユニリハ相対性医療の考察3を公開しました
ひとは生まれる前誰しもお母さんの母体の中の海で成長しました。
そして無防備な状態で生誕し、重力環境下の中で成長してきました。
このように身体に障害を負った障碍者も生誕と同じように臥位姿勢から姿勢を学び再学習する必要があります。
有袋類は、お母さんのおなかの中で成熟してから生まれてきます。
ひとは、未成熟な状態で生誕し重力環境下で成長する。大人になる。それが・・・
「目覚めたら、ある日突然不自由な生活」
これが障碍者の最初の感想です。
自分の姿勢がわかっていない、空間のどこに定位しているのかわからない、寝ているのか立っているのか座っているのかもわからない・・・そんな状態で座位訓練を重点的に始めたらどうなるでしょうか??
回復期に入って座位も安定していないのに、立位訓練中心のリハビリをしていて、患者の体はどうなりましたか??
全身の筋緊張を高めてしまう、異常筋緊張になる、痛みが増大する、それでも座らせる、立たせる、緊張ばかり痛みばかり高まってしまい生活意欲すらなくなっていく、人によっては鬱になる、ベッドから出たくない、リハビリに行きたくない・・・・
そしてセラビスとはこう評価します。
「あのひとにやる気がないからダメなんだ」
「自己フィードバックがもともと弱い人なんだ」
「やる気がないからリハビリに参加できない」
「もともとの性格特性が未熟なのだ」
こうやって患者の責任にしていませんか?
そうではないんです。
相対性医療の目線で見ていないからです。まず、その患者がうまれたときとおなじ臥位から始めましょう。
臥位から重力に対して身体質量が拮抗する相対論で患者を評価します。
臥位で十分筋緊張のコントロール方法、運動学習、身体定位ができてから座位、立位と進んでいくのです。
その多種多様な方法論のひとつが今回の考察3です。
ユニリハステーション → 『日本ユニバーサルリハビリテーション協会』と称し、様々な医学を研究する臨床研究団体です。 ホームページでは様々な医療、医学研究の結果を共有しています。 お気軽に遊びに来てくださいね!!
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