
特殊ビーズクッションによるポジショニングアプローチセミナー
2025年6月11日 開始:19:00 | 終了:22:00 | 開場:18:45 理論編
概要
左半側空間無視の患者 全身を型取りする支持するポジショニングを実施→正中を向いています 居室ベッドに戻っても継続しています
【論文の原文より抜粋】
R.E.D.環境を参考にビーズクッション型採型機を用いてポジショニングをおこなったところ、R.E.D.現象より早い過緊張の改善が観察された。(症例30名。MAS介入前:平均4、介入後:平均2、変化に要した時間:1分未満17名、5分未満7名、15分未満4名)
ビーズクッション型採型機はビーズ内の空気をポンプで抜く事で身体全体の型を取り、身体輪郭を浮かび上がらせる。型を取るためR.E.D.環境とは反対に表面は硬くなるが身体輪郭のすべてに密着した固定状態となる。これが、麻痺側や感覚鈍磨の活動電位を賦活させ、身体定位に結び付いていると考察した。このようなR.E.D.の特性である感覚入力訓練のみを抽出して行った研究であるため研究名称をR.E.D. ?sensoryとした。
【高反撥ビーズクッションポジショニングの考察】
身体背面、身体輪郭に対して、硬い面上で触れる感覚入力は『身体を固定』し、身体定位と麻痺側の認知を促し、筋緊張の安定を経て左側空間への認知に移行したと考える。この現象の理解として一般的な臨床を考えると、片麻痺患者の臨床では、屈筋側の過緊張を呈した場合、活動電位が高まり屈曲方向の運動が優位となる。しかし、R.E.D. ?sensory環境により、麻痺側背部や肩甲骨周囲、腰部の広範な感覚入力と支持性が拮抗筋の支持と拮抗筋側の活動電位に影響し、伸張反射等脊髄反射やα‐γ連関に影響した。更に感覚と支持性の安定は、身体の筋組織全体に無数に存在する筋紡錘と表在感覚や運動覚、位置覚と連動を始め、脳(運動前野)の本来の役割をγ系を介して遠心性に指令を出し高次脳機能に必要な身体生起に影響したと考える。

このような脳の機能をイメージしながら介入してきます
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