
今日の午後勉強会は・・・
【下肢体幹編】股関節が拘縮で開かないから、おむつ交換が大変!
2025年6月21日 土曜日 13:00 | 終了:17:00 | 開場:10:40
勉強会の概要
慢性期医療の臨床において,長期の臥床傾向を伴うと足関節が伸展し尖足という状態となる。尖足は足関節が屈曲できず、伸びたままの状態となるため車椅子乗車時や立位時の弊害となる。
今回はこの状態を改善するための勉強会です。
■足の関節拘縮の治療
この対応として,リスク低減の介入方法を思案した結果,硬い球体による皮膚への接触によって改善することが研究で明らかになった。
球体は皮膚などの面に触れると点で触れることになる。これを工学用語で「点接触」という。
接触面はこのほかにも「面接触」「線接触」がある。3つの接触接地面の中で一番身体奥まで刺激を送れるのが点接触で線、面と続く。身体は細胞で構築されているため、丸や球体に近い状態で存在する。このため、点接触は3つの接触の中で最も深部に刺激が到達する。
刺激の知覚は脳で行われるためはっきりとした刺激の点接触は筋緊張減弱に最も効果があった。

■様々な現場で役立っています
内側弓アーチに球体による点接触を入れると足の関節が柔らかくなり可動性が出てくる。
この可動性は股関節の筋緊張緩和を作り股関節の外転の動きや股関節の屈曲の動きを作る。
関節が動くようになるとおむつ交換や陰部の清拭が行いやすくなるため、看護師や介護スタッフに大変喜ばれている。
今日はそんな勉強会をやってます。

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