「自然科学で、人の可能性をひらくリハビリへ」ユニバーサルリハビリテーションとは・・・改めて説明します

🌱 私たち日本ユニバーサルリハビリテーション協会とは

みなさんは、私たち人間の身体や心が「自然科学の法則」によって成り立っていることを意識したことはありますか。
大地に根を張る植物、空を舞う昆虫、季節の移ろい――。それらと同じように、私たちの筋肉や神経、心の働きもまた、自然の仕組みの中で動いています。

私たち 日本ユニバーサルリハビリテーション協会 は、この「自然科学」と「リハビリテーション医学」を結びつける新しいアプローチを探求しています。

🔬 身体のリハビリ × 自然科学

筋肉が動くのはなぜか。神経が信号を伝えるのはどうしてか。
血流や重力、運動エネルギー――これらはすべて物理学や生物学、化学の法則に基づいています。

私たちは、この「自然のメカニズム」をリハビリに応用し、身体機能の改善を科学的かつ普遍的な視点から探っています。
「なぜ動くのか」「なぜ回復するのか」――その答えは、自然の中にあるのです。

🪶 心のリハビリ × 自然科学

人の心もまた、自然の一部です。
風の音や光のゆらぎ、月の満ち欠けや四季の変化は、私たちの感情や思考に大きな影響を与えています。

自然科学的な視点から「心の回復力(レジリエンス)」を捉えることで、メンタルヘルスをより深く理解し、支援することができると私たちは考えています。

🚀 協会を立ち上げたきっかけ

最初の仕事は、光学系の大学を卒業して入社した ミノルタカメラ
光学や工学を深めながら、人間工学を学び、実際の製品づくりに活かしていました。

その後、車椅子メーカー 株式会社松永製作所 に入社。
車椅子や電動車椅子、ストレッチャー、診療台、介護ベッド、座位保持装置、クッション類など、人の生活を支える道具をゼロから生み出すモノづくりに携わりました。

この経験を通じて「医療の必要性」を強く感じ、作業療法士の資格を取得。
急性期から回復期、慢性期、訪問リハビリまで幅広く経験し、モノづくりとリハビリ医学を融合させた研究を始めました。

その成果がまとまり、やがて 日本ユニバーサルリハビリテーション協会 を創設するに至りました。

🔬 研究と実践の両輪

低反発や高反発マットレスを活用し、全身に拘縮のある患者さんの過緊張や可動域制限を改善し、関節を伸ばし、最終的にADL(日常生活動作)の獲得につなげるアプローチがあります。

また、松永製作所で培った技術を活かし、
・車椅子の設計・修理
・車椅子住環境マネジメント
・摂食嚥下の勉強会
などのセミナーを開催し、知見を広く共有しています。

研究するだけでなく、学会での発表も積極的に行い、エビデンスとして認められた内容を皆さんに安心して届けられるよう努めています。

🌟 未来へのビジョン

私たちが目指す未来は、とてもシンプルです。
「患者さんが少しでも自分らしく生きられる時間を増やすこと」

そのために――
・寝たきりの方が減り、会話や動作を取り戻す
・ご家族が笑顔で患者さんと過ごせる時間が増える
・医療者仲間が新しいアプローチを学び、実践し、研究を深めていく
・社会全体が「人は自然科学の法則の中で回復できる」という視点を共有する

そんな変化を10年後に実現したいと考えています。

そして私自身が一番ワクワクするのは、臨床で仮説を立て、挑戦し、結果を共有し合う瞬間です。
その喜びを仲間と分かち合い、セミナーや勉強会を通じて広げていくこと。
哲学的に、科学的に物事の本質を深めていくこと。

その探究の先には、宇宙のような広がりがあります。
あるいは量子力学のようなミクロの世界が、将来リハビリに応用される日が来るかもしれません。

✨ 最後に

私たちの未来像は、まだ完成された形ではありません。
けれども「自然科学とリハビリテーションを結びつけ、人の可能性を広げる」という大きな夢に向かって、歩みを続けています。

🌟 キャッチコピー

「自然科学で、人の可能性をひらくリハビリへ」

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