私たちは、医術、医学、看護、介護、リハビリテーションの各臨床分野で、症例としっかり向き合うことを何よりも大切に考える臨床家研究チームです。
そのフィールドは、病院、施設、訪問看護、在宅等、社会にあるありとあらゆる臨床場面が我々の研究舞台です。
臨床場面での患者様、利用者様の反応は、疾患や症例によって様々です。
このような症例から得られたシングルケースを全国の仲間が集め、当協会がひとつの知見にまとめて再現性あるエビデンスにする。
そして勉強会やセミナーという形で地域の皆様と共有する。
これが我々、日本ユニバーサルリハビリテーション協会のプライドです。
●研究機関では見えない研究知見が、臨床にはたくさんある!
『症例と向き合う。』そのヒトという存在は自然そのものであるはずです。だからこそ治療原理は自然科学であり物理学や数学というシンプルな方法で現象を考察します。
● ユニリハのエビデンスは自然科学
ニュートン力学に代表されるように自然界には法則があります。あらゆる物体には必ず重力の影響が作用します。この重力という自然の中で人は生活し、生涯にわたり運動を継続しています。
もし、この重力が一時的にでもなくなったら、自由に影響をコントロールできたら、ヒトの身体はどのような変化を起こすでしょうか。脳梗塞という脳の病気を持つ症例はどのような回復を見せるでしょうか。その時の呼吸機能は?心機能は?・・・
つまり、従来からあるような「重力環境下でどうやって立つか」「どうやって歩くか」といった重力に対しての『絶対性』ではなく、「重力が起こす引力と身体質量が拮抗したらどんな現象が起こるのか」「作用―反作用という関係性の反作用をコトロールすることで治療に結びつかないか」等、重力に対して『相対性』みつめた医学を追求し、報告を行う研究団体です。
設備の整った研究室であれば高価な機材や医学、科学、化学の最先端を使って研究できるでしょう。でも、臨床の研究は違います。もっとシンプルに「症例をと向き合う」「自然と向き合う」「環境と向き合う」それこそが『生きる』という最も尊い研究テーマです。
だから、有名大学、大学教授、大学院、国立研究所といったメンバーは必要ありません。社会にいる全国の症例と向き合うあなたこそが我々のメンバーであり研究員です。