○筋におけるアデノシン3リン酸の生成○
![](https://i1.wp.com/universalreha.com/wp-content/uploads/2020/02/78c89adef6006ca6ed785f95e913cf54.jpg?resize=924%2C670&ssl=1)
筋肉のエネルギー源は・・・
![](https://i0.wp.com/universalreha.com/wp-content/uploads/2020/02/185c18bd2997196c42c7a6b3ac19723d.jpg?resize=316%2C228&ssl=1)
アデノシン3リン酸(ATP)が全ての運動のエネルギー源です。しかし筋細胞の中にはごく少量しか存在しないため、運動の条件によって生成方法が異なります。
エネルギーを作るためには酸素とATPの関係が重要となり3つの方法が存在します。(括弧内はそれぞれの代謝物質を指す)
1.クレアチンリン酸使用の無酸素運動(リン酸は枯渇する)
2.グリコーゲン使用の無酸素運動(乳酸を産出)
3.酸素使用の有酸素運動である。
![](https://i0.wp.com/universalreha.com/wp-content/uploads/2020/02/8d6685262ee6f8937fb46f2208a63fee.jpg?resize=540%2C216&ssl=1)
シーン1 激しい運動の時
激しい運動のときは酸素は使わずに、クレアチンリン酸やグリコーゲンなどの糖を消費し速く筋にATPを送り込む。しかしこの供給は長くは続けられず、クレアチンリン酸の枯渇、乳酸の蓄積による筋の疲労によって運動に限界が生じる。
![](https://i2.wp.com/universalreha.com/wp-content/uploads/2020/02/598ea801ba26bafc2dbc6bd4766df475.jpg?resize=676%2C345&ssl=1)
![](https://i2.wp.com/universalreha.com/wp-content/uploads/2020/02/3aa40b277ff7479230443070dcfa0a8b.jpg?resize=620%2C384&ssl=1)
シーン2 激しくない運動の時
酸素強度に見合った運動はエネルギー産出に時間的余裕があるためクレアチンリン酸やグリコーゲンを使わなくても酸素によってATPを産出するかとができる。
ミトコンドリア内のTCA回路(グレプス回路)内に酸素を取り込んでピルビン酸(ショウ性ブドウ酸)、脂肪酸を分解しATPを産出する。
したがって無酸素運動の限界は早く脂肪燃焼に効果はないが、有酸素運動は個人の持つ体力に比例して運動を維持することができ、また脂肪燃焼効果も高い。
![](https://i1.wp.com/universalreha.com/wp-content/uploads/2020/02/08201aa5c0e911cb03eddb18d347bdee.jpg?resize=625%2C173&ssl=1)
![](https://i1.wp.com/universalreha.com/wp-content/uploads/2020/02/e5c964c5d970916b915b1fefa8f5c16a.jpg?resize=869%2C352&ssl=1)