画像の患者様は、脳出血により両上肢・下肢、体幹に制限のある全身拘縮と診断され、発症から6年が経過した後ポジショニングREDアプローチを行いました。1回の介入で上肢、下肢共に改善が認められました。
実技では、ポジショニングREDの微小重力環境を体感できます。あなたの身体が数mmHgの身体質量に変化します。その体感が、リハビリや日頃のケアの気付きへと導き、治療手段や介助技術に繋がっていきます。
関節拘縮の影響でリハビリテーションがなかなか進まない等、拘縮の対応に苦慮している方はポジショニングREDを見に来てください。
ポジショニングで関節拘縮を緩和させ身体全体が柔らかくなる効果を共有しましょう。
ポジショニングREDとは・・・
身体質量と重力を拮抗させた環境で行うアプローチで、筋緊張が安定し、関節拘縮の変化と長時間持続することが確認され、現在も研究が続けられています。
身体にかかる重力が小さくなり、収縮の必然性がなくなる筋、腱は、柔軟性を取り戻し、神経や感覚入力と相互作用していきます。変化した身体状況は自律神経系の安定(副交感神経優位)や呼吸、循環へと波及し、過緊張、低緊張など異常筋緊張の安定に結びついていきます。
その結果、圧の分散による褥瘡改善、緊張緩和による嚥下機能改善、呼吸器疾患患者のバイタル安定、がんの疼痛改善など様々な症例が認められています。
疾患に関わらずリラクゼーション効果がみられることから、身体機能だけでなく患者様の意欲も上がっていきます。
<今後のセミナー予定>
お申し込みはメデュケーションからお願いいたします。(※実技編は理論編の受講後にお願いします)
1月21日(日)10:00~13:00 オンライン 理論編/14:00~17:00 オンライン 実技編
1月31日(水)18:00~21:00 オンライン 実技編
2月13日(火)18:00~21:00 オンライン 理論編
2月26日(月)18:00~21:00 オンライン 実技編
3月3日(日)10:00~13:00 オンライン 理論編/14:00~17:00 オンライン 実技編